オリジナルTシャツを販売する前に知っておきたい注文コストと利益の考え方
複数のオリジナルTシャツを作成する場合、1回の注文で作成する数が多ければ多いほど1枚あたりの単価は安くなります。まずは下記の表をみてみましょう。
枚数 | 価格 | 単価 |
---|---|---|
1枚 | 900円 | 900円 |
10枚 | 7,900円 | 790円 |
20枚 | 15,200円 | 760円 |
40枚 | 29,600円 | 740円 |
100枚 | 71,000円 | 710円 |
販売用のTシャツを作ると仮定して考えてみましょう。
例えば、販売価格が1,000円のオリジナルTシャツを100枚作って完売した場合、売れた枚数は同じでも利益は下記のように変わってきます。
■10枚ずつ追加作成して100枚販売した場合
売上:1,000円×100枚=100,000円
費用:790円×10枚×10回=79,000円
利益:21,000円
■初めから100枚作って販売した場合
売上:1,000円×100枚=100,000円
費用:710円×100枚=71,000円
利益:29,000円
見ての通り、まとめて100枚作って売った方が利益が8,000円も高くなります。
知名度のあるブランドのTシャツなど、人気があってすぐに売り切れそうなものは、あらかじめ100枚作っておけば10枚ずつ追加注文するよりも低コストで作成することができます。
事前にどのくらいの数が売れるのか予想するのが難しい場合は「最低このくらいは売れるだろう」という数を作っておいて、後から追加作成するのが良いでしょう。
予約販売にすれば在庫リスクをゼロにできる
在庫リスクを回避する方法として、発売前の一定期間に予約を受け付けておいて、予約注文数の数だけ作成するという方法もあります。
これはどのくらいの注文があるか予測がつきにくい場合に非常に有効な方法で、数量限定のアパレルブランドのTシャツやバンドのツアーTシャツを作る場合によく使われています。
注文数が多い場合は納期に注意!
当然ですが注文する数が多いとそれだけ納品までに時間がかかります。例として、オリジナルプリント.jpで注文した場合、数量と納期は下記の通りとなります。
納期は基本的にどの業者も注文するTシャツの枚数によって変わりますが、詳しいスケジュールについては、印刷の大きさや種類、注文数量、在庫の有無などによって変わりますので注文時にご確認ください。
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1枚注文時 → 2日〜
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50枚注文時 → 3日〜
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500枚注文時 → 10日〜