オリジナルプリントTシャツを作るときの印刷方法の種類と特徴
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初心者がオリジナルTシャツを作成するときに最も迷うことのひとつが印刷方法です。
印刷業者毎に様々なプリント方法があり、様々なニーズに答えられるようになっているのはありがたいのですが、種類が多すぎて結局どれを選んだらいいのかわからなくなってしまうことが多々あります。ここでは最も代表的な3つの印刷方法について説明します。
シルクスクリーン印刷
シルクスクリーン印刷は版の上にインクをのせてTシャツに圧着させる方法です。版は色ごとに製作(製版)する必要であり、印刷色が1色増える毎に版代がかかります。単色で30枚以上印刷する場合は、他の印刷方法もありも低価格で印刷できるのが大きなメリットです。オリジナルプリント.jpでは、IMシルクスクリーンという版代のかからない独自のシルク印刷にも対応しており、さらに低コストで注文できます。
メリット
- 30枚以上注文すると印刷単価が安くなる
- 蛍光プリントやラメプリントなどの特殊加工が可能
- PANTONEやDIC等の色指定が可能
デメリット
- 1枚の注文はできない
- 5,000〜10,000円の版代が必要
インクジェット印刷
インクジェット印刷はTシャツに直接プリントできるため製版が必要なく、1枚からでも非常に低価格でオリジナルTシャツが作成できます。
ブラックなどの濃色のTシャツに印刷する場合、メーカーによっては作業工程が増えるため、若干コストが上がることがあります。
メリット
- 1枚から作成できる
- 製版が不要なため低価格で作成できる
- 写真やグラデーションなどの色々な種類のフルカラー印刷ができる
デメリット
- 何枚注文しても印刷単価は変わらない
- 金、銀、蛍光色の印刷はできない
- PANTONEやDIC等の色指定はできない
昇華印刷
昇華印刷はプリントしたいデザインを転写紙にプリントし、その印刷面をTシャツに圧着させてプリントする方法です。Tシャツの素材自体に浸透するため、こすったり洗濯したりしてもプリントが劣化することがありません。
メリット
- Tシャツ全体に印刷できる
- 1枚からでも作成できる
- 写真やグラデーションなどのフルカラー印刷が可能
デメリット
- ブラックなどの濃色のTシャツには印刷できない
- 金、銀、蛍光色の印刷はできない
- PANTONEやDIC等の色指定はできない