フロント中央に大きくデザインを入れたオリジナルTシャツの作り方
Tシャツの中央にオリジナルデザインを大きく印刷する場合、最も低コストでスピーディに作成する方法を紹介します。
インターネットで検索してみれば、オリジナルTシャツ作成が1枚からできるサービスはすぐに見つけられると思いますが、価格の表記や作成できる枚数の表記が紛らわしいところがたくさんあります。
例えば、よくTシャツ業者のウェブサイトで「1枚500円から!」などと書いてあるところがありますが、あれは50枚とか100枚注文した場合の1枚あたりの単価のことなので、惑わされないようにしましょう。初心者が最も混乱しやすいポイントです。確かに間違ったことは書いてないのですが、1枚だけ作りたい人からすれば「50枚もいらないから1枚の価格はいくらなのよ?」とサイト内を巡ってみたものの結局見つからず・・・ということは多々あります。
中央にプリントする場合はワンポイントに印刷する場合に比べて印刷する面積が大きくなるため若干価格が高くなります。
印刷業者によって価格は異なりますが、大体500円〜1000円くらいアップすると考えれば良いかと思います。
100枚印刷する場合でしたら、50,000円以上の価格アップになりますが、作成枚数が1枚だけであればわずかな出費ですし、せっかく世界にひとつのオリジナルTシャツですから、デザインで妥協はしたくないですよね。
Tシャツ作成枚数が1枚なので印刷方法はインクジェット印刷になります。印刷できる場所はTシャツのフロントかバックのいずれかになります。両方に印刷することもできますが、その場合は2回分の印刷料金が必要になります。
プリント範囲は約30×40cmで、Tシャツの胸からおへその下のあたりまでプリントされます。わかりにくければ、A3用紙のサイズが約30×42cmですので、A3用紙かA4用紙2枚をTシャツに当ててみればイメージしやすいかと思います。
但しキッズサイズなど、Tシャツ自体のサイズが小さい場合は印刷面積もその分小さくなることがありますので、注文の前によく確認しておいた方が良いでしょう。
印刷位置と範囲について
Tシャツの中央に印刷する場合の位置と範囲(面積)は次のようなものがあります。印刷可能な位置や面積は各印刷業者やTシャツ素材によって変わる場合がありますのでご注意ください。
(32×38cm)
(32×38cm)
(32×38cm)
Tシャツ本体の素材とカラーについて
コスト重視で選ぶ場合は、綿100%のホワイトTシャツが良いでしょう。これはほぼ全ての業者で共通しています。パステル系の淡いカラーであれば、ホワイトと同価格で作成できる場合がほとんどですが、ブラックもしくは濃色の場合は業者によっては印刷工程が増えるため価格が上がったり、オプション料金が必要な場合がありますので注文前にしっかり確認しましょう。
納期について
中央にプリントしたものを1枚注文する場合はインクジェット印刷となりますので、納期はだいたいどこの業者でも2〜5日となっており、長くても約10日で手元に届きます。